
東京アカデミー室内管弦楽団/ビクター音楽産業
薔薇のステンドグラスのジャケットのXのオーケストラアルバムもあったけど、あっちは最悪の印象。エンドレスレインの主旋律をアルトサックスがなぞるという「伊勢崎町ブルースかよ!」ってつっこみたくなる編曲だった。それにひきかえ、こっちのシンフォニック・エックスシリーズは、木管、低弦を上手く使った編曲で歌謡曲っぽさを極力押さえている。アートワークや表記も控え目で、アイテムとしてもかっこいいんじゃないだろうか。『Rose of Pain』は大河ドラマのサントラみたいな…いや、よくがんばった。『Endless Rain』はアンニュイ版と可愛い版の2バージョン。『紅』はスパイス程度ピアノも絡めている。→