
チェン・ミン/EMIミュージック・ジャパン
ウー・ルーチンがよく顔で弾くなんて揶揄されてたけど、情緒系楽器は、ジャー・パンファン先生にしてもチェン・ミン先生にしても、やっぱり弾いてる顔の説得力は重要でしょう。思いを~込めてます~、みたいなの見たいな、でしょう。熟練の風格になって、貪欲にチャレンジとか、する前までが、直球勝負でリリースしてたピーク。『アメイジング・グレイス』『昴』と、てらいもなく誰もが知る有名曲を純粋な音で投げ込んでくる。それに、 同年発表したサントラ火の鳥のチェコフィル・フューチャリング『ベートーベン「悲愴」』。二胡に焦点を当てた『ラストエンペラー』は、どの演奏家のCDと比べても、全体の伴奏楽器を含めベストテイク。→