
カンガルー・ポー/深海レコード
夜遅くにフワーっと過ごせる曲がよい。それを時間2倍にするとか、他の曲も硬い音を無くして、「フワーっと過ごすためのアルバム」にしてしまうとか、そうして欲しいくらいフワーっとしたものの無時間空間が出来かけてる。できかけていて、次の曲にかき消されちゃうのが不満足に繋がっちゃう。音響っぽいけど、加工声の静音ボーカルが入ってたり。イメージは、トラットリア(定食屋)のコーネリアスでなく、駄菓子屋のコーネリアス的な貧乏臭さが味になっている。ジャケット、タイトルともに意味は不明。これを「スゲー」とか言って聴くにはヒントが無さ過ぎる。荒野だけどピンク。カンガルーの肉球だけど深海レコード。どこを目指しているのだろうか。→