Floating Works 1996-1999

Floating Works 1996-1999

ENITOKWA/SONIC PLATE

宇宙だ宇宙!外宇宙よりも広い精神的な深みの内宇宙を感じさせるスペイシーなテクノ。瞑想したまま23世紀。音色は違うのだけど、音譜的には、計器が変動する値をしめす様な有機マシンイメージ。例えば「KENISHIIのアルバム『JELLY TONES』のエクストラ以外の曲の方が、精神的にシンシン沁みるじゃん」と感じるホログラム的音像が好きな人は買いでしょう。オーロラが揺れている音だけ、みたいな曲をよく残したな、音色の最適な色彩設計に確信もあったのだろう。キラキラした繊細なミニマルではキックの輪郭をあえて、もわっと柔らかく仕掛けているのだと思う。あと、ソニックプレートのレーベルのCDが欲しかったんだ。→