
Seu Jorge/Wrasse Records
カップ焼きそば一平ちゃんで松村邦洋が「焼きそば焼きそばー!」と叫び、伊集院光が「縁日で母ちゃん売ったヤキソバン」とラップしたのが95-6年。続いて97年、川本真琴が1stアルバムで「やきそばパン」を発表。2000年初頭、やなせたかし先生作詞「やきそばパンマン流れ旅」はウェスタン調の曲にさすらい者の渋いヒーローソング。そして、2010年代の焼きそばソングはまさかの逆輸入。「ヤキソバ!テカマキ!ヤキソバ!ショーユ!」がこれほどファンクに合うなんて。「ガッツだぜ!」がウルフルズの発明であったように、ファンク・ヤキソバは Seu Jorgeによる大発明。まさに、ハートキャッチ・ヤキソバだ。→