シフォン主義

相対性理論／みらいレコーズ

ハードな活動をしたら消えてしまうんじゃないかという自己矛盾を抱えたプロっぽくなさのインディーズロックだったが、すっかり山の頂に上がってしまったやくしまるえつこ。 何年化ぶりに来た発明か黒船か。大物ミュージシャン、アート作家たちに絡みたいと思わせたミューズオーラはんぱねぇな。と認めといてあれだけど、リミックスやコラボで、相対性理論オリジナルを超えたものなんか無い。『スマトラ警備隊』はインディーズ時代のノーイントロから始まるベースのウネリに加え、ドラムの圧力がアップしてたり、比較としても楽しめる。『夏の黄金比』は「コントレックス」と誰かが言えば「箱箱箱」のコールアンドレスポンスが日常化するほど刷り込み完了。→