
SYSTEM7/WAKYO Records
「火の鳥」関連音楽で、チェンミン&チェコフィル起用も興奮したけど、今度はSYSTEM7が演るってだけで激震。彼らのアルバム12枚目として、この作品が世界に出回るのか。どこか東洋感覚漂うシンセパッドのイントロから、4つ打ちテクノと相性の良いスティーブヒレッジのギターがギュンギュン唸る。遥か未来と太古の日本を行き来するシリーズ通した漫画のストーリーそのまま。タイトルからして太陽編の『Wolf-Head』はその集大成か。ボーナス収録のPVも2007年クオリティのCGで、宇宙も時空間も一羽の母性が取り込む感じがすごい。サントラと違いイメージアルバムなので、唐突に流れを遮る小品も無いのがまたいい。→