
ナンバーガール/東芝EMI
空気が閉じ込められてますね、解散メモリアルライブ盤。向井秀徳がつぶやくMCで「嘘っぽく笑う女子がおる」と言われれば、「それ!アタシ」なんて撃ち抜かれたら、慌てて次の日から嘘っぽく笑ってみたりする女子の気持ち。いつもどこからか眺めていた女子が、このバンドの視界に入りたがる。ナンバーガールに撃たれてでも正面のターゲットに立ちたい願望の若者は、猪木にビンタされたい猪木教信者に似ていると思う。「アタシを殴るのにふさわしい相手」って、自己評価高いなアタシ。安売りしなかったアタシのプライドをかけてるファン、出会えてよかったね。ライブが凄いと言われていたバンドの、ライブを見たことがある人の為の2枚目のライブアルバム。→