
イエロー・マジック・オーケストラ/アルファ
曲とコントのボリューム差が大きいのがきっかけに、自分で音源をリマスターして、そっちの方をずーっと聴いている。テクノというかユーロポップスみたいでオシャレ度高い。ピンク色の表紙の『スタジオボイス~YMO特集』のインタビューで細野晴臣は「YMOでいいたかった事は、笑う心を忘れたらおしまいだ、ということ」とミュージシャンレベルで考えたならば、なんとも立体的なコメントをしていた。終期YMOのこのアルバムは、『増殖』のドラマ・イン型式をとりつつ、高橋幸宏のオールナイトニッポンレギュラーだったSETのコントを挟んだ笑えるもの。三宅祐司の「東京ワンタン本舗」歌マネが入っていないのは残念…べつにいいか。→