REACH FOR THE SUN

REACH FOR THE SUN

TAKAYUKI SHIRAISHI/NSCOM

ジャケットを見た時に「リアル・ゼビウス!」と直感したのですが、それほどゲーム質ではありませんでした。シューティング音込みでノリノリだったらよかったのに。ダンスものではないリスニングテクノですが、細かいところで割とハッキリしたメロディーも用いられていて、フュージョン2:電子8といった割合か。お茶を濁すような無駄な装飾音は入って無いので、フレーズはそれを聞くしかない意味で音楽性がある。だからフュージョンぽいのか。スッキリとした味わいで、じっくり展開するのでドラムが鳴ってもおとなしい。何か作業しながらのかけっぱなし。ラウンジでまったく気にならないで鳴っているタイプの最高点が20点の音楽。→