16歳

16歳

しなの椰惠/WATANABE ENTERTAINMENT

今読みかけのノンフィクションが、男が浮気して離婚する物語でなく、愛人宅でも実の子を認知子育て、2つの家庭を大事にしてる本で、それが成立するだけのお金持ち。本妻の方の長女が結婚する時に戸籍に行き当たり、自分に会ったことのない弟が居ることを知るのか?2家庭持ちの男は、お金さえあれば見られたくない戸籍を一瞬抜いてまた戻すことが出来るようです。でも、最終的には男の葬式の時、遺言が遺産が、諸々で全ては詳らかになるのでしょう。その時は、責められる男はすでに不在。もとより、刑務所へ入るような事案でもなく。読者としては、娘が『16歳』でギターを手にして親を断罪するカタルシスを求めてしまう。→