
マキタ学級/日本コロムビア
今、一番ファンキーでギラギラしたバンドは?って質問に「スクービードゥー」は正論、次は次は?!正解、マキタスポーツ率いるマキタ学級。正調『男達のメロディー』のカバーを任せられる安定感。正しく狂っている。その根拠、曲の構成が、歌詞がと売れ線の分析を上げればキリがない。それよりも、イントロでギターがコードをひとつ「ジャーン!」と鳴らすだけ、それだけで、ロックな衝動が胸に込み上げるのはピストルズの『アナーキーインザUK』以来、マキタ学級の『オレの歌』だ。わめきたいことがある。他人にとってはどうでもいい事でも。そんな一発の歪んだギターが、今のロック、今のお笑い芸人に渇望した魂を解放してしまう。本当に売れて欲しい!→