
向井千惠/P.S.F. Records
発売時の1990年インターネットは無い。CDショップで商品を持ても透かしても、音楽は聴こえない。頼りになる情報誌が「良い」「酷い」と書いてもやっぱり音は聴こえない。そんな時代に、酷い商品が放たれている。胡弓というか、二胡を持っているようだが、音楽らしいフレーズは弾いていない。ジャケットの挿絵からすると、部屋に置いてある鉄板を叩いているようだが、音楽らしいリズムは無い。そんなCDを買って、持ち帰って再生した後どうするのか?ジャケットを見ながら必至に読み解き、払ってしまった数千円を取り戻そうと食らいつく。おカネ損したと思いたくないからだ。しかし、これは損失だと認めよう。あえて言うが、時間の無駄!→