
河島英五/CROWN
「飲んで飲んで飲まれて飲んで、飲んで飲みつぶれて眠るまで飲んでぇー」てかー。『酒と泪と男と女』だけどうにも有名な歌ですが『野風増』『時代おくれ』等、目立たぬ男の深い情愛を唄った詩が多い。「一日二杯の酒をのみ、さかなは特にこだわらず、マイクが来なら微笑んで、十八番を一つ歌うだけ」こんな何気ない男を、さらりと唄って力強い大きな男の背中を感じさせる、あぁ、河島英五のような時代遅れの男になりたい。けど、アナムアンドマキには別になりたくない。あと、べつにそんなに酒はいらない。私小説でもあるのだろうけど、世代の代表としての歌の様な大きさがある。洋楽縛りのカラオケで「英語の歌を唄いまーす!」とかいって、英五の歌を唄いたい。→