
筋肉少女帯/トイズファクトリー
ジャケットは浅田弘幸の描いた七曲町子。オーケンの青春小説『ロッキンホースバレリーナ』の表紙でもある。18歳で夏でバカだったバンド少年と元ミュージシャンの中年マネージャーとゴスロリバンギャルの三つ巴から「バンドの復活」を書いた長編。なぜバンドを始めたか?ロックに撃たれたからだ。ボンクラ野郎の弱い心を励まし、強く優しいものに変え、差別無く若者に夢を与え、友達を作り、天空まで高くほうり投げてくれたロック。ロックは必ず人を救う。だから逆に、ロックによって一度でも救われたことのある者は、自らもロックを奏で次世代のボンクラ野郎どもを導く義務がある。そして、Band is back!筋少もこのアルバムで復活した。→