
空手バカボン/ナゴムカンパニー
シーナ&ロケッツの「レモンティ」は、まるごと引用なのに、作曲がヤードバーズでなく、シナロケ名義だったのは著作権無視とかパクリじゃなくて「許可関係の手続きが面倒だし、たぶん怒られないから」そうしたらしい。YMOの『RYDEEN』に詩をつけてケラと大槻ケンヂが唄っている『来るべき世界』で、作曲が空手バカボンになっているのも、シナロケ主義らしい。相手は大物だから怒ったり訴えたりしないみたい。オーケン自身も有名人の仲間入りしてからは、やっぱり丸パクリはマズイと意識が変わったようです。リズムマシンにオルガン演奏のチープシンセサウンド『中央線ヤクザブルース』、『先天よい子』など一度聞いたら歌えてしまう曲が多い。→