七色のダイス

七色のダイス

ココロオークション/CLOUD ROVER RECORDS

大山のぶ代ボイスの頃の劇場版ドラえもんは、だいたい夏休み→日常を離れ出発→異生物との手探りの交流があって信頼→親友に→次にいつ会えるか分からないお別れというラストシーンはそれぞれの成長で→あれ、なんか涙が。近年の映画「ももへの手紙」や「思い出のマーニー」なんかも、大筋書き起こしてみるとワンシーズンのそういうすごろくで。大人版なら山崎まさよし主演の「月とキャベツ」。劇場版ドラえもん的なワンシーズンと忘れ得ぬあの人みたいなの好きよ。PV「蝉時雨」で描かれる、二人のいつかの夏は純度の高い5分半の映画。音声をオフにして自分のスキな少年小説BGMを流すことで何度でも楽しめてしまう。→