オモクリ名曲全集 第二集 秋山竜次(ロバート)編

オモクリ名曲全集 第二集 秋山竜次(ロバート)編

秋山竜次/よしもとアール・アンド・シー

矢沢永吉の言葉で「BeatlesになりたくてやってたらYAZAWAになってた」っていうのが好きです。松田聖子になりたくて福岡から東京へやってきて、森口博子になった少女や井上晴美になった少女。人は、ひっくりかえっても他人にはなれないのだけど、憧れ、心の師匠だったり、心酔したリスペクト対象だったり。影響とは生きた世代が違うと真似やパロディに見える場合もあるが、年頃同じ感覚で受信していた者には、愛情とも呼べる尊敬が分かる。バナナマン日村がピアニカで吹く『Get Wild』をたまに無性に聴きたくなる。そして、ロバート秋山『TOKAKUKA』の本気。TMNサウンドと言葉の譜割から世代喚起が響いてくる。→