
姫神/PONY CANYON
どんな人が好み?「ブラッドピットみたいな」。温かい雪国の人は?「うん、そう言われれば、それも好き」。どんなお話しが好き?「ロードオブザリングみたいな」。児童文学とかどう?「うん、そういわれれば、それも好き」。宮沢賢治の世界は大好きな好みの一番には来ないけど「…そういわれれば、それも好き」。このCDもそんな感じ。取り立てて何かキャッチなものがあるわけでもなく『風のマント』『堅雪かんこ、しみ雪しんこ』など、はじめにヒントありきで、イメージに随分助けられているイメージアルバムだこと。ブックレットは日高見の写真集。これが結構良い、北の民の霊力を放っている。古い学校の教室の写真もうれしい。宮沢賢治は学校の先生。→